ネリネの上手な育て方について紹介します。
ネリネは強い霜が当たらず水はけのよい軒下の植え込みやベランダなどのでの鉢植え栽培に向いています。3号鉢に1球、5号鉢なら3~4球が目安です。
1. 緑の葉がついている時期(10月~4月くらい)は、よく日に当てて緑の葉を大事に育てましょう。冬場は凍らない場所で管理しましょう。
2. 4月~5月ごろから葉が枯れはじめます。6月~8月、完全に葉が枯れたら雨に当たらない軒下などの半日陰に移して下さい。
1. 年間を通じて乾燥気味に育てるのがコツです。葉や花芽がついている時期は、1週間に2度程度、手で触り用土が乾いているのを確認して水やりをします。
2. 4月~5月ごろ葉が枯れはじめたら水やりの頻度を減らしていき、6月~8月に完全に葉が枯れたら水やりをストップします。9月から水やりを再開します。
花が咲き終わったら、花茎ごと切り取りましょう。ネリネは切り花にしても花持ちが良いので、早めに切り取りアレンジメントなどを楽しむのも良いでしょう。
やせた土壌を好みますので、肥料はごく少量で大丈夫です。10月ごろに葉が出始めたら、化成肥料を球根から離れたところに少量施します。
あまり病気や害虫被害にかかりにくい性質ですが、過湿にすると白絹病や菌核病にかかることがります。
1. ネリネの植え替え適期は8月頃です。あまり頻繁に植え替えるより、ほったらかしのほうがよく育ちます。4~5年に一度、根が鉢の下から出てくるくらい育ったら一回り大きな鉢に植え替えましょう。古い枯れた根は取り除きましょう。
2. また球根の隣に子球が育ちます。ある程度育ってきたら、親球から分けて植え付けましょう。掘り上げて手で割れば分けられます。子球は2~3年で開花に至ります。植え替えも分球も8月頃が適期です。
乾燥気味に管理する。特に夏の水やりは厳禁!緑の葉を大事にする。良く日に当てる。